久しぶりにカルチャーショックを経験しました!!
奥さんがリトアニア人だと話すと、「カルチャーショックってないの!?」とよく質問されます。
奥さんとは、7年以上のお付き合いですが、カルチャーショックは数える程度しかありません。ところが、先月、強烈なカルチャーショックに遭遇しました笑。
今回は「雪だるまショック」についてお伝えします!
2022年1月、珍しく東京に雪が降りました!
2022年の1月、東京にたくさんの雪が降りました。
雪が降らない地方出身なので、雪を見ると大人になってもテンションが上がります。
すぐに、仕事終わりの奥さんに「雪合戦しよう!」とLINE送りました。
帰宅後、温かい服装に着替えて、いざ出陣!
普段は落ち着いた雰囲気のSUGAMOイルミネーションも、雪とのコンビネーションで、映えスポットになっていました!

事件は、雪だるまづくりで起きました!
凍っている路面を滑りながら、近くの公園へ。
雪合戦でひと汗かいた後は、雪遊びの定番「雪だるま」です。お互いに雪玉を転がしながら、順調に雪だるまを作っていきました。
雪玉を重ね、目と鼻を飾った瞬間、
「チクビもついてるし、ヘソも飛びだしてる!!」と驚いた様子のエンリカ!
僕の頭には??が浮かび、彼女が何を言っているのか分かりません。
しばらく笑い転げたあと、エンリカは説明してくれました。
※写真撮影も忘れるほど、2人で大爆笑でした。
赤い木の実が両目で、細長い松ぼっくりが鼻です。
雪だるまは「顔・胴体・足」の3つで作るのが基本!
海外では、雪だるまは「顔・胴体・足」の3つで作るとのことでした!
「アナと雪の女王」に出てくる「オラフ」も3段重ねです。
近所の子どもたちの力作を撮らせていただきましたが、日本はやはり顔と胴体だけです。

調べてみると、江戸時代に歌川広景によって描かれた「江戸名所道戯尽 御蔵前の雪」という浮世絵が「雪だるま」の発祥でした。
西洋では雪だるまを「スノーマン(雪男)」と呼び、人型が一般的です。
2段重ねの雪だるまが常識だと思っていましたが、実は、2段重ねの雪だるまは日本だけなのかもしれません。
カルチャーショックをきっかけに、今までの「当たり前」が変わる瞬間も国際交流の醍醐味だと感じました~!